車検の概要や基礎知識とは?初心者によくある疑問や解決方法を詳しく紹介

他の都道府県ナンバーでも車検は受けられる?

仕事などの都合で、ナンバー登録とは異なる都道府県に住んでいる方は多いかと思いますが、車検は全国どこでも受けることが可能です。
しかし、他の都道府県で受けられるのは継続車検のケースのみなので注意しましょう。
車検は、大きく新規・継続・構造変更の3種類があります。
新規は新車や登録抹消した車両を公道で走行できるようにするための手続きのこと、継続は2回目以降の検査のことです。
また、構造変更は、積載量といった改造を施した場合に必要な検査です。
新規と構造変更は、車検証に記載されている住所の管轄運輸局でなければ実施することができませんが、継続に関しては全国どこでも受けることができます。
ただし、継続であっても、自動車税の納税証明書が手元にないと他の都道府県では検査を受けられません。
自動車税の納税証明書は、毎年5月に住民票の住所に届くようになっていますが、紛失した場合でも普通自動車は自動車税事務局、軽自動車は各自治体の役所で再発行の申請を行えるので、必ず手続きをしておきましょう。

自宅の長期不在期間内に車検の有効期限を迎える場合の対処方法

海外への旅行や出張などで自宅に長期にわたって不在となっている最中に車検の有効期限がくる場合、自分自身では検査を受けるのは物理的に不可能であるため、何らかの対応をとらなければなりません。
不在期間中に車検の有効期間が終わることを事前に把握している場合は、早めに検査を受けておくことが最良の対処方法となります。
ただし、有効期限の1ヶ月以上前に検査を受けた場合、新たな車検の有効期限には特例が適用されず、検査実施日が起算日となってしまうので注意が必要です。
一方で、事前に把握しておらず、長期不在中に期限切れがくることを知った場合でも、慌てる必要はありません。
住んでいる市区町村の役場に臨時運行許可を申請して、仮ナンバープレートを取得し、運輸支局へ行って所定の手続きをとれば、車検証が発行されて公道上を走ることができるようになります。
自分で作業をする時間がない場合や手続きが面倒だと感じている場合は、代行業者に依頼すると良いですが、それなりに出費が多くなるので注意しましょう。

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車検の疑問

このサイトでは車検の概要や基礎知識といった初心者が抱く疑問や解決方法を分かりやすく解説しています。新車を除く普通自動車で2年おきに行われる法定検査を受けて、通らなければ公道を走らせることはできません。この程度のことなら一般的に広く知られていることですが、細かい内容についてはよく分からないことも。普段生活する上であまり知ることのない知識を、少し掘り下げて初心者の方にも理解していただけるような内容でお届けいたします。

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